ホームステイ物語
第1章
−関空にて−
(2004.9.2)

 関西国際空港についた僕はとりあえず時間までタバコをすっていた。

−誰も知らないし飛行機の中でどうしよう・・・−
−ルームメイトのやつはどんなやつだっけ??−
−ってか集合場所は何処だっけ??−
−むしろ本当に今日か??−
−いや、めざまし占いで山羊座が一位だったし大丈夫だろう。
  しかもアドバイスが「新しいことにチャレンジ」だ。−

などとくだらないことばかり考えていた。

 そんなこんなしていたら引率のマチャコがきた。
その後ぞろぞろと集まってきだした。
しかし僕は終始緊張していて何もしゃべっていない。
もうすぐ出発かぁ・・・って考えて睡魔と闘っていた。
時差ぼけを克服するために実は一週間前からフランスの時間で生活していたのです。
つまり朝に寝て夕方に起きるという生活。
決してダメ人間していたわけではありません。

 んでみんな集まったかなって思ったらメグがいない。
どうしたんだ??って空気が流れた。
どうやら遅刻らしい。
ってか遅刻て!?飛行機乗れなかったらどうするの??
コントであるパターンの一つじゃないですか!?
この遅刻のためメグはずっと遅刻魔というレッテルをはられてしまう。

 その後なんか訳のわからない話を聞いて免税店で買い物。
ばっちりタバコを購入。
余談ですがフランスではタバコは高いのです。
そしてエコノミー症候群を恐れて水分を購入しようとした。
ちょうどOJも買おうとしていたので一緒に代金を払ってもらおう思った。

僕 「N野君(OJの本名)、水買うんやろ??」
OJ 「うん。」
僕 「じゃんけんしようぜ。
   じゃんけんぽい。
   僕の勝ちやからついでに払っといて。ハイ、お金。」
OJ 「うん。わかった。」

今思うとなんて自分勝手な僕
何処が人見知りの激しいやつなんだ??
と言うか初会話がそれでよかったのだろうか?

 まぁそんなこんなあってついに飛行機に乗ることになった。
−ハイジャックにあったらどうしよう−
−墜落したらどうしよう−
−お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?っていわれたらどうしよう−
−実は国内便だったらどうしよう−
−このまま日本に帰ってこれなかったらどうしよう−
−ランチの女王(ドラマ)の最終回どんなんだろう??−

そんな不安を抱えたまま僕は飛行機に乗りこんだ。

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