同窓会物語
第三章 −確信−
未だにメールの返事をしていなかった。
僕の中でいまいち確信がなかった。
ドッキリかなぁ・・・
って思っていた部分が確かにある。
そんなことを考えていて日々は流れていった。
ある日友人の森口(仮名)と飲みに行ったときの話。
僕らは終電で地元まで帰ろうとしていた。
電車に乗って出発進行!!って盛り上がってたりした。
二人とも軽くは飲んでいるのだが話しの話題は同窓会のことだ。
森口 「けど幹事って誰なんかなぁ??」
僕
「わからへんなぁ。どっからつながってきたんかなぁ。
あっ、でもそういえば送ってきたメールに電話番号がのってたわ。」
森口 「じゃあ電話してみようや。」
僕
「そうしようか。」
時間は夜の1時30分とかそこいらへん。
もしもそんな時間に僕に電話があったのならばおそらく怒るだろう。
だけどそんなこと考えないで電話してやった。
思いっきり電話してみた!!
一人目・・・・・繋がらず
二人目・・・・・繋がらず
三人目・・・・・繋がらず
四人目・・・・・ついに繋がる!!
?? 「はい・・・」
僕
「あ、すいません。なんか同窓会のメールとどいたのですが・・・
いまいち信じられなかったので電話しました。
えっと誰なんですかねぇ??」
寝ているところを無理やり起こししかも自分から名乗らない。
まさしく人としての礼儀を知らない男。
?? 「えっと、私は島原(仮名)というものですけど・・・」
僕
「あぁ!島原!?はいはいはい、私は森口というものですけどわかる??」
そもそもここでなぜ僕が森口(仮名)の名を語っているのかも謎だ。
島原 「森口???あぁ!!森口かぁ!!」
その一言を聞いて僕は本物の森口に電話を渡した。
僕はただ単に電話をかける、相手の名前を聞く、森口を思い出させる、電話を変わる。
以上の作業をしただけ。
なんでこんなことしてたのかは今だによく分からない。
まぁとりあえず話を聞くとどうやら本当らしくかなりの人がくるだろうという予想が立てられた。
これはすごい話だ!!
有無を言わさずに参加だ!!
とにもかくにもあんな夜中に電話して本当にみんなごめんね。
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