同窓会物語
第二章 −馬鹿な会話−
メールを受信してから半月がたとうとしていたころの話。
僕は家庭の諸事情で福井県にいた。
用事を済まし叔父さんと飲んで宿泊先のホテルについて考え事をしていた。
−人生はなかなか大変だ−
ガラにもないことを考えながら酒を飲んでいた。
そして誰かの声が聞きたくなって友人の森口(仮名)に電話した。
いつもながらしょうもない話に花を咲かせていた。
そして何気なく同窓会の話をしてみた。
僕
「ところで、小学校の同窓会行く??」
森口 「え!?なにそれ??」
僕
「いや、仲山(仮名)からこんなメールが届いてな・・・」
森口 「マジで??」
見たいな会話をしていたら
森口 「っていうかなんでメールなん??普通はハガキとかやろ??」
たしかにそのとうりだ。
幹事の人は文明の便利さに負けたのだ。
しかも明らかに人任せのやり方。
そこでもう少し幹事が頑張らないと!!
人から人へ伝わっていくってやり方ってそれでいいのか??
絶対につながらない奴はいるぞ。
そんな話をしていたらやはり話は横道にそれていきなり
森口 「って言うか誰がおったか覚えてるか??
卒業アルバムだすから誰がおったか当ててな。」
っていうことになった。
しかも誰がいたかを言ってからどんな風になっているのかという予想も立てないといけない。
女の子はギャルになってるとかオネエになってるとか。
そんな話ってやっぱりしちゃうものでしょ?
しかも同窓会に行って誰をお持ち帰りしようか考えている奴にとってはね。
ちなみに僕はそんなこと考えているはずがない。
友人の名誉のためにもいうが彼もそんな気はなかったはずだ。
とにかくきっとみんな変わってるしなによりも先生に会いたいから行こう!!
そんな感じになった。
けど僕の興味として一番大きかったのは
誰がきれいなおねぇさんになっているのだろうか??
ということだった。
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